アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。
このブログでは、私が日々考えていること、
思い付いたこと、発見したこと、
おススメなこと・モノなどを自由に
発信しています。
先週、国立新美術館で開催中の
「ルートヴィヒ美術館展」に
行ってきました。
ルートヴィヒ美術館は
ドイツ・ケルン市にある美術館で、
ケルンで活躍した弁護士の
ヨーゼフ・ハウプリヒや
実業家であるペーター&イレーネ・
ルートヴィヒ夫妻が集めた
コレクションを市に寄贈した
ことから1976年に設立された
美術館だそうです。
美術館設立後も、夫妻は寄贈を続け、
他の市民コレクターたちもそれに加わりました。
本展示のサブタイトルに、
「20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」と
あるように、今回展示されている152点の作品は
市民コレクターによる寄贈を主軸に
作り上げられたコレクションです。
コレクションには、20世紀前半から現代までの
ポップアートやロシア・アヴァンギャルド、
ドイツ近代美術作品などが含まれます。
撮影が不可だったため、こちらで作品を
お見せできないのが残念ですが、
2度の世界大戦を経て、激動の時代を
生きてきたコレクターたちと作家たちに
思いを馳せながら観るコレクションは
とても壮大、かつ荘厳さを感じました。
![](https://artlifegalleryn.com/wp-content/uploads/2022/09/IMG_7445-225x300.jpeg)
「近似(ハシビロコウ)」
唯一この作品のみ撮影可でした
世界中の作家による絵画、写真、彫刻作品など、
コレクションは多岐に渡り、観ていて
飽きず、見応えがありました。
ルートヴィヒ美術館という存在が、
美術を愛する人々がコレクションを
寄贈したり、作家を支援することにより、
アートを通じて人々がつながる場を
提供している、ということが
とても素晴らしいと思いました。
こうやって文化は発展していくのですね。
ピカソやマティス、シャガールなども
コレクションに含まれており、
私個人的にはとても好きなジャンルの
展示でした。
アンディ・ウォーホールや、
ロイ・リキテンシュタインの
現代ポップアート作品も面白く、
コレクションの幅が広く、
見ていて楽しかったです。
会期終了間近!
国立新国立美術館にて
9/26(月)までです!
ご興味ある方はお急ぎくださいね。
お読みいただき、ありがとうざいました。
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