柴田敏雄と鈴木理策展を観てきました

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、
思い付いたこと、発見したこと、
おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。


久しぶりにこちらのブログの更新です!

先日まで参加していた
21日間ブログチャレンジ連続投稿
アメブロの方でしていて、
完走しました!

アメブロは今も更新し続けています。


よろしければ覗いてみてください。

さて、先日アーティゾン美術館
写真と絵画ーセザンヌより
柴田敏雄と鈴木理策
」展を観に
行ってきました。

絵画にインスパイアされた写真家の2人の
写真作品と絵画作品の「共演」が
大変興味深い展示でした。

柴田氏、鈴木氏ともにセザンヌの作品に
関心を寄せていて、そこを拠点として
絵画と写真の関係を問う」試みを
行ってきたとのことです。

写真と絵画が織り交ぜられた展示と
いうのは、珍しいのではないでしょうか。

左:「ヴェルノン付近の風景」ピエール・ボナール 右:「知覚の感光板」鈴木理策

美術館所蔵の印象派時代の絵画や
彫刻作品をピックアップし、
それらと関連づく写真作品が
並べて展示する、という
企画自体が大変面白く、
「よく考えついたなぁ」
と、感心させられました。

写真家のお二人のバックグラウンドも
とても興味深いです。

柴田敏雄氏は、東京藝大大学院油画専攻を
修了されていて、元々絵を描いておられた
方です。
その後、ベルギーへ留学されて、
写真に転向されたようです。

そのせいか、柴田氏の作品はどこか
絵画風な印象を受けました。

柴田敏雄氏の作品。展示の仕方がオシャレ!

一方、鈴木理策氏は写真専門学校を
卒業され、写真家として活躍される
かたわら、藝大などで教鞭もとられて
いるようです。

ピントとボケを絶妙な加減で
織り交ぜ、「観る人にピントを探させる
大変面白い作風が特徴の写真家さんです。

鈴木理策「水鏡」 モネの睡蓮を思わせる作品

対照的なお二人の作品が、
モチーフ絵画で繋がっている
というところがまた展示を楽しめる
ポイントだなぁと思いました。

今回の展示、私はいつものように予備知識なしで、
観に行ってしまったのですが
この記事を書くにあたり、
ちょっとお二人のことやこの展示のことを
調べようとしたところ、アーティゾン美術館の
YouTubeがあり、この展示について、
柴田氏と鈴木氏が実際にセクションごとに
解説されている動画がありました!

複数に分かれているので、全部観るには時間が
かかりますが、とても貴重なお話が聞けますよ。

この展示を観に行かれるなら、
予習、または復習にこちらの動画を
観られることをお勧めします。

こちらの企画展は間もなく終了
7/10まで東京京橋の
アーティゾン美術館にて開催中です!

下のお問合せボタン、またはLINEからメッセージも受け付けています。

その他、当ギャラリーへのアイデアやリクエストもウェルカムです。

いつでもお気軽にお問合せください。

お待ちしています!

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