創造する力

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

今日は久しぶりに、私のアート思考の師匠である
柴田雄一郎先生主催の「脳の創造性とアート思考」講座を
受けていました。

今回は、東京大学国際高等研究所で脳科学を研究されている、
大黒達也先生をゲストとして迎え、ミニセミナーとトークセッションと
いう形での開催でした。

大黒先生は人生の半分以上は音楽に携わってこられたという、
医学博士で脳科学研究者としては珍しいバックグラウンドを
お持ちだなと思ったのですが、音楽と脳科学に関連する
著書も数冊出されています。

芸術的創造は脳のどこから産まれるのか」という大黒先生の
本は手元にあるのですが、まだ読めていません(⌒-⌒; )

今日のお話は時間も限られていたこともあり、大黒先生の
研究のほんの一部だけのご紹介だったと思いますが、
非常に面白いなと思ったのは、先生が携わってこられた
クラシック音楽の音源データをコンピューターに処理させて、
例えばルネッサンス時代から近代まで、どのように
変遷してきているか、などという解析もされていました。

モーツァルトの作品と他の作曲家の作品を音源データで
掛け合わせると、モーツァルトは音のチャンクが
大きいため、誰と掛け合わせてモーツァルトっぽくなって
しまうとか。

大黒先生は長年音楽に親しんでこられたこともあり、
今日のアート思考は音楽よりからのお話でしたが、
いわゆる「即興演奏」というものが究極のアート思考
である、ということ。

即興演奏は自分の内側から自然と出てくるもの
=アート思考

なのです。

そこに至るまでには、たくさんの経験、
つまり聴いたり、自分で積み上げてきた演奏スキル
であったりなのですが、それらたくさんの
」が「」で繋がったものが、
即興演奏という形で表現される。

ここにアート思考力が使われているのです。

美術でも、音楽でも、文学でも、表現する
形はどのような形にもなりえますが、
創造する」ためにはアート思考が
必要なのだ、ということを改めて実感
しました。

アート思考力を鍛えることも筋トレと同じく
日々のトレーニングが必要です。

私は、最近あまりできていなかったなぁと
反省したので、また明日から意識して
アート思考力を鍛えていきたいと思います。

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