TAMAKI Masako
1987年 東京都出身
◆最終学歴
2014 多摩美術大学大学院 美術研究科 博士前期課程 絵画専攻 油画研究領域
制作意図
制作で大切にしている事は、モチーフに観る内面性です。内面にあるものは、表現に出るものだと
考えています。
梶田叡一著書「『内面性の心理学』で一人ひとりは、もともと、その顔の背後に、他の人にはうかが
いしることのできない独自の世界を秘めているのである。しかも、その世界こそがその人にとって
の「現実」なのである。そして、その世界が充実していさえすれば、外の世界のことなど、本来どう
でもいいことなのである。」
私が表現していく中で精神のあり様は必要不可欠なことです。内にあるものを素直に外に出してい
く表現を目指しています。私にとって絵は素直になれて想いを吐き出せる場所です。
現在に至るまでの人生経験は、私の表現に大きく影響を与え続けています。表層に因われず 、その
ときに感じることを描いています。見えているものを見えているままに素直に描くということに尽き
ます。内面の変化に伴い、表現が変化していくこともあると考えています。技術よりも精神との対話
した結果がどんなものかを望んでいます。
自身が考える表現とは何にか常に模索しながら生涯描き続けていきます。私の作品は画面と向き
合った単なる結果であり排出物に過ぎません。不快に感じる事もあるかと思いますが、これが私なの
です。
絵を通して色々な人と出会えたり繋がることが出来たら何よりの幸せです。
Linne （りんね）
東京都在住
日本画を学んでいる10代学生。
あすか
五感を大切に
あるがままに描き出す
『今、ここにいること』を思い出せるようにーー
出身は埼玉県、東京都在住。30歳の頃、
転職をきっかけに女性として人として
思い残すことはないか考えました。
幼い頃から絵を描いて表現する事が
好きだったことを思い出し、
画材屋に駆け込み、直感で使ったこともない
アクリル絵の具とキャンバスを買い指で塗り始め、
現在に至るまでフィンガーペイントを続けて楽しんでいます。
テーマ：
ヨガを始めたきっかけから
『今、ここにいる』という感覚が
如何に大切かを知りました。
そして、最近巷で話題になった
『HSP・繊細さん』が自身にも
該当することを知ったことで、
今まで以上にこの感覚を大事に
しようと思いました。
周囲の環境に影響を
受けやすい気質だからこそ、
ひたすら自分と対話し、
その瞬間好きな色を好きなだけ塗り、
そして混ざっていく色を見つめながら
”ほぼ毎日”これを繰り返し完成させます。
わかりやすくお伝えすると
『アクリル絵の具とスーパーヘビージェッソの絵日記』
なものかもしれません。
作品の大きさはあえてF0号です。
ちょうど両手に収まるくらいになっています。
作品を眺めるたけでなく、
ぜひ直接手で触れて
凹凸感や偶然に生まれた色を感じて
『大切なあなた自身の感覚』を
味わってもらえたら嬉しいです。
『今、ここにいるあなたは何を感じていますか？』
影響を受けた作家や人物：
岡本太郎、サム・フランシス
参考動画：アートにエールを
Casieさんにてレンタル用作品を出品中
2023年
グループ展「卯展」 東京都MARIMO caf’e 65
個展「五感」 東京都MARIMO caf’e 65
中田 怜
2002年生まれ 東京都出身
東京都立総合芸術高校卒業
日本大学芸術学部 美術科 中退
現在東京藝大日本画入学を目指して
日々勉強中。
受賞歴：
立体作品「対峙」
2019年 中央展最優秀賞受賞
全国高等学校総合文化祭出展
私は常に自分が「好き」だと言える作品を作っています。
当たり前で誰にでも言えることのように思えますが、「好き」と言えるかどうかよりも一般的に言える「うまさ」に執着して制作している人は多く、そこに取り憑かれるあまり、自分の「好き」を見失ってしまうことはとても危険なことだと考えています。
自分の作品を売り出す時、私なら「売れる」ことより、人々に「届ける」ことを第一に考えます。
どんなに些細な点でも自分の「好き」を相手に届けられたらいいと思っています。