自分軸で生きていこう

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

昨日、私のアート思考の師匠である、柴田雄一郎さんの著書「自分軸で生きてます」が発売となりました。

発売前の予約段階ですでにAmazonランキング1位を獲得!話題の本です。
ざっと読ませていただいたのですが、前半はインタビュー形式で、柴田先生ご自身の幼少期の体験からアートへの関わり、さらにアート思考との出会いとそれを広める活動を始められた経緯などが語られています。

後半は柴田先生によるTweet100選で、アート思考のエッセンスがここにぎゅっと詰まっています。

今回の出版は、先生のTwitterフォロワーが1万人を超えた記念、ということで決まったそうです。

柴田先生はご自身のTwitterアカウントで毎日数回Tweetされており、これまでのTweet総数2万超の中から100に絞り込む作業に私も関わらせていただきました。

アート思考のキーワードは常に「自分軸」ですが、これを見つけるきっかけと言うのは実は自分が拒絶されたり、否定されたり、ピンチに立たされる、あるいは反発を覚える時なのではないかなと思いました。

柴田先生ご自身も、音楽活動をされたり、学生時代にアート集団を組織されたりしたそうですが、いずれも不条理な学校の先生への反発感情やいじめにあったことへの抵抗がエネルギーとなり、アートという形になって表現されたと、本に書かれています。

人生の転機、とも言えますが、ここで自分の軸というものを、その時すぐにはっきりとは分からなくても、方向性として見えるようになってくるのではないかと、自分の体験からも感じていて、この本を読んでさらに腹落ちしました。

柴田先生は、大企業の新規事業の立ち上げを数多く手掛けられたり、アート思考をビジネスや組織作りに活かす手法を伝えたりという立場におられますが、まさかこういう仕事をするようになるとは全く想像もされていなかったそうです。

常にワクワクすることを選んでやってきた結果、今がある、のだそうです。

アーティストにとっての作品と同様、柴田先生にとって、新規事業やプロジェクトは作品であり、出来上がってしまうと、ワクワクが終わり、次の作品作りへと気持ちが移るのだと。
続けていればもっと稼げたかもしれないのに、出来上がってしまった作品にはもう興味がなくなってしまって手放してしまうから、お金には縁がないとおっしゃっていましたが、まさに自分軸で生きる真のアーティストだなぁと思いました。

自分のワクワクありきで作った作品が、結果として他者(お客様)を喜ばせることにはなっても、他者を喜ばせることが目的ではない。つまり他者を喜ばせるためにそれを作ったわけではない。

考えてみれば、アーティストってそうだよなぁと思います。

全ての人がアーティストとして生きていける訳ではありませんが、私がアート思考の重要性を伝えていきたい理由は、多くの人々がアート思考力をもともと持っているのに、活用していない、もしくは忘れてしまっていると感じるからなのです。

すなわち自分軸を見失っている人が多いことが残念なのです。

私自身も長らくそうでしたし、今もはっきりこれ!と言えるかどうかは疑問ですが、少なくとももう他人軸で生きていないことは確かです。

自分軸で生きる最大のメリットは、自分自身が幸せだと感じられることです。
そしてそれが結果的に他人も幸せにすることにつながるのです。

なぜなら、自分が不幸なのに、他人を幸せにはできませんからね。

自分軸で生きるヒントがこの本から得られるかもしれませんよ。

ご一読されることをお勧めします。

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