なぜ私がギャラリーを!?【前編】

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に発信していこうと思っています。

ブログチャレンジ16日目です。

だんだんと習慣化し、私の生活の一部となってきました。

この調子で記録を伸ばし続けたいものです。

今日は、皆さま疑問に思っておられる?であろう、なぜ私がギャラリーを始めたのか、について改めて語ってみようと思います。

長くなりそうなので、前編、後編と二部構成でお届けします。

以前のブログやLINE公式配信でも、ギャラリー立ち上げの経緯については触れては来ましたが、もう少し踏み込んでお話ししたいと思います。

直接のきっかけは、高校で美術を学んでいた息子の作った作品を、処分ではなく、自宅保管でもなく、ほしいと思ってくださる方、もしくは展示したいと思ってくださる方へお届けできないだろうかと、考えたことです。

しかしながら、実を言うとその前に、親子共々、人生の「迷子」のような状態に陥っていたことも大きく影響していたのです。

以前も書きましたが、高校で美術を学んでいた長男は、卒業を前に進路問題にぶち当たってしまいました。

最初は、工芸をやりたいと、専攻コースがある地方の美大へ見学にも行き、進学を目指すと決め、そのための受験対策として、高三の夏は、1日の大半を画塾で過ごすという形で準備を進めていましたが、夏の終わりのある日、美大進学を辞めたいと言い出しました。

話を聞こうと、私たち親だけでなく、画塾や学校、学習塾の先生、身内、と周りの大人が総出でなんとか彼の真意を聞き出そうとしたり説得を試みました。

おそらく本人も自分がどうしたいのか、わかっていなかったのではないかと思います。

ただ、将来を思い悩み、美大受験に向けて頑張れる状況では心身ともになかったと言うことだけは確かでした。

同じ頃、私自身も7年ほど続けていた仕事(美術とは全く無関係)が、向いてないなと自覚していて、でも今さら他に何ができるの?という葛藤と戦う日々を送っていました。

この歳で未経験の分野へ転職なんて不可能。

ならいやだけど同業で転職か、と活動してみるものの、ことごとく撃沈。

実績だけでなく、やる気もないことも見透かされていたかのようでした。

息子も私もまるでシンクロするかのように、堂々巡りの日々。

長男に対しては

「美大以外どこ目指すの?大学行かない!?今どき高卒では就職口もないよ。」

私には、

「転職先もないのだから、いやでも今の仕事続けるしかないでしょ。仕事あるだけでありがたいご時世なのに。」

と頭の中で言われ続けているようで、

親子ともに、袋小路に追い込まれたような状況でした。

後編へ続く・・・

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