アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。
先日、国立近代美術館で開催中の大竹伸朗展に
行ってまいりました。
とても人気の展示会らしく、会場は混み合って
おりました。
若い方からシニアな方、また外国人もちらほら
見られ、幅広い層に支持されているアーティストさんの
ようです。
展示を見にいくまで、大竹さんについてほとんど
存じ上げなかったのですが、1955年生まれの
現役作家さん。
絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、
インスタレーション、巨大建造物と、作品は多岐に渡り、
海外でも評価の高いアーティストです。
美術館入り口に「宇和島駅」というサインが出ていて、
「?」と不思議だったのですが、これも彼の作品
でした。
本展示会は約500点にもおよぶ作品が、
7つのテーマ、「自/他」「記憶」「時間」
「移行」「夢/網膜」「層」「音」に
分けられて展示されており、
それぞれ独特の「大竹ワールド」が
繰り広げられていました。
どの展示にいっても感じることですが、
作品は作家の人生そのものを表しています。
大竹氏も国内外、さまざまな地域で
受けた刺激、得た経験が作品に反映されており、
味わい深い展示会でした。
今回の展示に行くまで、知らなかったのですが、
大竹氏の作品は直島にもあったのです!
昨年夏に訪れていたのに、知らずにスルーして
しまっていました。
ぜひ次回直島に行く際にはしっかりとチェックしようと
思います。
有名な(?)「ニューシャネル」のロゴ入りTシャツをはじめ、
グッズも大変人気な様子でした。
東京での展示は明日2/5(日)までとなっております。
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