グランマ・モーゼス展に行ってきました

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に発信していこうと思っています。

ブログチャレンジ10日目です。

文章は相変わらず上手くなりませんが、書く、という行動をとることに抵抗はなくなってきました。

脳内イメージを言語化するのに「書く」という行為はカンタンで手軽にできますし、アート思考力をつけるのにも効果的かなと思います。

昨日、世田谷美術館で開催中の「グランマ・モーゼス展」に行ってきました。

昨年11月から開催していて、近所だからいつでも行けるし、そのうち行こう、と思っていたのですが、気づいたら開催期間終了が今月末に迫っていたので、慌てて行ってきた、という次第です。

グランマ・モーゼスについては、特に事前知識はなく、看板やチラシに書いてあった情報、100年以上生きたご長寿画家さんであることくらいしか知らずに行ってみました。

作品を見た第一印象としては、正直、プロっぽさはなく、趣味で描かれているにしても、なぜこの方がそんなに有名になったのかなぁと不思議でした。

しかし、100点近くの展示作品を観ているうちに、だんだんとその世界観に引き込まれていきました。

それらの作品はすべて、彼女の暮らしや生きてきた時代、そしてそれらを懐かしむ感情を表しているように見えました。

古き良き時代のアメリカ。広大で美しい自然の中で暮らす人々。

彼女の作品は大半が、風景に人や動物がいて、共存する様子が描かれています。

モーゼスの目で捉えた、もしくは脳でイメージした景色は、ほのぼのとした独特の画風で、作品に反映されていったようです。

作品の中に人も動物も乗り物や道具も溶け込んでいて、それぞれはどれが欠けても成り立たない、全て重要な役割を持っているように感じました。

屋外を描いた作品が多い印象でしたが、室内でパーティをしていたり、寛いでいたりする様子を描いた作品もありました。

人がたくさん描かれている作品が多いのは、彼女の周りには家族をはじめ、常に人がいたのかもしれませんね。

101歳の生涯を終える直前まで、描いていたそうです。

絵だけでなく、彼女は刺繍やキルトなどの作品も残していました。

彼女の100年の人生の間には、時代も世の中も大きく変わりました。

グランマ・モーゼスが時代の流れの中で古き良き時代を懐かしんだように、彼女の作品に触れることで、100年以上前にタイムスリップし、幸せの風景を感じ取ることができた気がします。

冬の風景が多かったせいか、展示を観終えた後は、ほっこりした気分になり、温かい飲み物が飲みたくなって、1人でお茶して帰りました(^^)

世田谷美術館で現在展示中ですが、 2/27で終了です!

お近くで、気になる〜という方はお急ぎください。

ちなみに世田谷区民の方はせたがやアーツカードという、 15歳以上から無料で作れるカードを持っていると入館料が大変お得です!

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中田園子

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