少女

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

本日も当ギャラリーの参加いただいている
アーティストさんとその作品紹介したいと思います。

今回取り上げるアーティストは、玉木雅子さん。

玉木さんは、多摩美術大学大学院 美術研究科
博士前期課程 絵画専攻 油画研究領域を修了されました。

玉木さんご自身は現在、他のお仕事をされながらも、
作家活動を続けられています。

玉木さんはアーティストとして、以下のような想い
作品作りに取り組まれています。

私が表現していく中で精神のあり様は必要不可欠なことです。
内にあるものを素直に外に出していく表現を目指しています。
私にとって絵は素直になれて想いを吐き出せる場所です。

玉木雅子さんプロフィール文より

自分の内側にあるものを外に出していく表現。

まさにアート思考ですね!

私が玉木さんに出会ったのは、昨年の夏

作家仲間さんたちとグループ展をされていた会場で
偶然出会いました。

玉木さんの作風は、特徴的で、作品作りに絵の具だけでなく、
インスタントコーヒー木炭などを使われています。

なんとも言えない少しレトロな感じの、
独特の雰囲気が醸し出されています。

今日は玉木さんの作品から「少女」と
いうタイトルがつけられたものを紹介したいと思います。

「少女」 by TamakiMasako

以前、玉木さんにインタビューした際に、この作品について
お伺いしたところ、以下のようなコメントをいただきました。

幼い頃のコンプレックスや、周りと違うことに対し
モヤモヤしたり悩んだりした気持ちを表現しています。

顔に表情をつけるとそちらに印象が
引っ張られてしまうため、描いていません。

全体を見てほしい、という思いからあえてそうしています。

玉木雅子さんインタビューより

なるほど。

お顔に表情が描かれていないのは、そういうわけだったのですね。

アーティストさんに直接このようなお話が聞ける立場に
あることを、本当にラッキーだなと思います。

玉木さんは、物静かな方ですが、ご自分の中に
しっかりと芯を持ち、内側に秘めた熱い想いを持たれている、
そしてご自分の言葉にも力があるアーティストさんだと、
お話ししていて感じました。

小さい頃は、極度の人見知りで、人と話すことが
苦手だった玉木さん。

絵を描くと人から褒められるので、
コミュニケーションの手段として、
絵を描き始めたのだそうです。

「作品をより多くの方々に見てもらいたい。

そして作品を通して、多くの人とつながりたい」

という、玉木さんの言葉がとても印象的でした。

これからもずっと、素敵な作品を生み出し続けて
ほしいと、当ギャラリーでも応援しています。

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その他、当ギャラリーへのアイデアやリクエストもウェルカムです。

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