アートを通してコミュニケーション

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

今朝、Twitterで私がフォローしている方がシェアされていた記事が目に留まり、
とても面白かったので、今日はこれについて書いてみたいと思います。

件の記事というのは、マネックスグループ社長の松本大さんが2008年から
手掛けられている「ART IN THE OFFICE」という取り組みについてです。
記事はこちら

松本さんはこの「ART IN THE OFFICE」を通して、
現代アーティストに同社オフィスの壁を使って自由に作品を作ってもらうことで、
アーティストを支援し、アートを盛り上げる活動をされています。

この記事を読むまで、松本さんの活動については存じ上げませんでしたが、
素敵な取り組みだなぁと思いました。

松本さんご自身は、絵を描かれるわけでもなく、学生時代に選択科目で
美術をとられたものの、特に成績がよかったわけでもないそうですが、
子どもの頃お父様に美術館によく連れて行ってもらったことが
アートに興味を持つようになったことの背景にあるのかも、
とおっしゃっています。

中学生の頃になると、美術館へは夏は涼みに、冬は暖をとりに行ったり、サービスの
紅茶を飲みに行ったりというふうに利用されていたようですが(笑)。

でもそこから、作品に接する機会ができたとおっしゃっています。

アートとつながるきっかけや理由なんて、どんな形でも良いんですよね。

アートは決して難しいものでもなければ、身構える必要もなく、
鑑賞の仕方も人それぞれ好きなように見れば良い
と松本さんはおっしゃっています。

全くもって同感です。

松本さんがお好きだというコンテンポラリーアート(現代美術)。
その定義は「今生きている人が制作している作品の全て」であり、
作品を通して、裏側にいる作品の作者であるアーティストが何かしら
訴えかけてくる。
そのコミュニケーションが楽しい、とおっしゃっています。

私は作家側も同じ思いなのではないかなと考えています。

以前、当ギャラリーに出品くださっている、アーティストの玉木雅子さん
対談した際に、玉木さんは、「作品を通して、多くの人とつながりたい」と
おっしゃっていたことを思い出しました。

そう考えておられるのは玉木さんだけではなく、おそらく他の多くのアーティストも
そのような思いで作品を作られているのではないでしょうか。

松本さんのように、作品を通じてコミュニケーションをしたい側の人々と、
作品を生み出すアーティストとをつなげる役割を、微力ながら
改めて担っていきたいなと考えた朝でした。

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