息子も新たなチャレンジを始めています

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

この春から、実は長男も新たなチャレンジを始めています。

専攻を変え、学び直しを始めました。

昨年の今頃は、大学に入学したてで、新しい友達もでき、
大学生生活を楽しんでいるように見えていました。

大学に入るまでにいろいろ紆余曲折あったので、
私たち親も、彼にとっての落ち着き場所が決まって
よかったとホッとしていたのですが、
残念ながら、そこは彼にとっての居場所では
なかったようです。

いつから「違う」と感じたのかは定かではありませんが、
夏を過ぎた頃から、学校には興味がなくなり、
授業にも出なくなってしまいました。

私たちも、あの手この手で環境を変えてみたり、
なんとか彼の心がまた美術(彫刻)に向くようにと
工夫を凝らしてみたつもりなのですが、残念ながら、
長男は「学校は辞める」の一点張りで聞きませんでした。

一時は、退学ではなく、休学で少し様子を見ようと
いう話もしていましたが、休学したとしても本人は
学校に戻るつもりはない、と。

それは単なる時間稼ぎ、というか問題の先送りにしか
ならないと、私たち親も気づいてはいました。

何か他にやりたいことがあって、学校を辞めるわけではない。

ただただ「自分探し」ということは認められない。
そんな状態を作ってはいけないと、どこかで私たちも思い込んで
いたのでしょう。

ニートはまずい、と。

長男には最初、一年休学していいから、その間に次にやることを
決めなさい、という課題を突きつけてしまったのです。

しかし、不思議と何かきっかけがあったわけではないのですが、

なぜニートがいけないのか。
ニートなんて呼び方だけの問題だし、別にいいじゃないか。

そもそもなぜそんなに結論を急ぐ必要があるのか。

と、いつの間にか私自身がそう思えるようになっていたのです。

今まで彼に対して、相談もされていないのに、
いろいろと「提案」をしすぎていました。

私たちの「提案」は、彼にとってはノイズでしか
なかったと思います。

しばらく私たち親から、「提案」をするのをやめて、
彼自身が自分で見つけ、自分で決めるまで待とう、
と決めました。

これ、なかなかイライラしますよ(笑)

でも、たとえ自分の子どもであっても別人格。
自分以外の相手を変えることはできません。

自分が変わるしかないのです。

時間はかかりましたが、放置生活数ヶ月経った頃、
自分から、次の道を見つけたと報告してきました。

彼もその間、考えていないようで、いろいろと考え、
いろんな人と接して、話して、情報を得た上で、
決心したようです。

とはいえ、いつまた気が変わるかわからないな、
と思いながら、今は見守っています。

別にまた変わってもいいじゃないか、と。

人生一度きり。

やってみたいことが出てきても、
頭で考えているだけではわからないし、
何も起きません。

思い立ったらやってみる

やって失敗したら次に繋げられるけど、
やらなければ、未知のまま。

進歩もありません。

いろんなことをやり散らかして、前に進もう。

ようやく私自身も心からそう思えるようになりました。

私も遅まきながら、やりたいと思ったことは
他人に迷惑をかけない範囲でやり散らかそうと
思っています。



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