一年前の反省

投稿日 2022年3月10日
著者 Art Life Gallery N
カテゴリー子育て

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

3月は卒業、旅立ちのシーズンですね。
今年受験だったお子さんたちの結果が出て、皆さんそれぞれの道へ
進まれるというお話が私の耳にもちらほら入ってきます。

我が家は昨年長男の大学受験を経験しましたが、
1年経って、思いもよらないような方向に状況も変わり（^^;;)、
振り返って親として反省をしています。

本当に、経験の一つ一つが成長の元なのだと実感する日々です。

当時は良かれと思って、やったことが裏目に出たり。
でもそれも必ずしも悪いことばかりでもなく、結果良い方向に
導かれたりと、何がどう展開するか、人生わからないものだなと
思います。

で、反省点は何かというと、当時大学進学をやめると言い出した長男に、
あの手この手でなんとか心変わりさせて大学に入るよう仕向けたことです。
何がやりたいのかわからないけれど、美大に行くのはイヤだと、
本人が言っているのに、受験から逃げようとしているのだと決めつけて、
私たち親以外の大人からアドバイスしてもらったりして、
どうにか学校に入学させる流れを作ったのです。

ご縁を頂けた学校には感謝しましたが、私は心のどこかで、
きっと卒業はしないだろうな、と思っていました。

そんなことを思ってしまったのがいけなかったのか、早くも半年後には
学校を辞めたいと言われました。

進学の際にも、親子でたくさん話し合って合意したつもりでしたが、
本人の意思を尊重したというより、親が行ってほしい方向へ仕向けてしまいました。

私たち親の思う方向、望む方向、というのはやはり他人にどう見られるか、
といった基準で作られていたものでした。

今になって思えば、自分が気にするほど他人は自分のことを気にしていません。
何も心配することなく、自分の気持ちに素直になればよい、と本人に伝えて
あげればよかったのです。

もしそれができていたらどうなっていたかなぁとも思いますが、
あの頃は受け止める度量がなかったかな。

一年後に気づけたので、今後は改められると思うので、
それはそれでよし、とすることにします (^^;;

本当に子育ては親育て。自分育てでもあります。
失敗したと気づいたら、正せば良い。
そこからまた成長できますしね。

親の不安は子供に伝わります。
親が、失敗が怖くてドキドキしていると、
子供もそうなってしまいます。

何事もやってみなければわからない。
とにかくチャレンジあるのみ。

他人に迷惑かけない限りは、ダメ元でどんどん
チャレンジしてみようと、私が決めたら、
子供も気のせいか変わってきたように思います。

人生一度きりですが、違ったなと思えば
何度でもやり直せます。