進路について考える

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

今日は子どもの進路について思うことがあったので書いてみようと
思います。

私には三人子どもがおります。
美大生(今のところ)の長男と、高校2年になる次男、
そして中学2年になる娘です。

三人三様で、それぞれ違った個性があり、面白いなと
思って見ています。

同じ親から生まれて、育った家庭環境も同じであるのに、
こんなに違うのか、と思うくらい個性が違ってくるのは
本当に不思議です。

元々、人間は生まれ持った個性というものがあるのに加え、
親の影響力というものは、子どもの成長過程において
1割から2割くらいしかないのだそうで、では残りの
大半はどこからくるのかというと、学校や友人など、
家庭以外の環境なのだそうです。

だから学校選びを非常に重要視する親御さんが多いというのも
うなづけます。

ただ、親御さん自身の影響を多大に受けて育ったように
見えるお子さんも多く見受けられるように思います。

私の推測ですが、その場合は、お子さんの教育環境を
親御さんが選んでいる、もしくは親御さんの希望する
方向へ誘導しているのではないかと。

逆に、子どもが親の影響を受けていなさそうなケースという
のも見られ(我が家はそうです)、それは親があまり
一定の方向に誘導をしない場合なのかなと考えました。
あくまでも私見ですが。

どちらが、良いとか悪いとかではなく、ある意味子どもというのは
いかようにでも育つ可能性がある、ということが
恐ろしくも面白いなと思いました。

子どもの希望する方向に進ませたり、好む環境に入れると言っても、
たかだか数年から十数年しか生きていない人に決めさせるというのも
なかなか難しいことですよね。

環境を可能な限り整えて、なるべく選択肢を広げられるような
進路を「提案」し、子どもが自分で決める力をつける手助けをする
というのも親の大事な役目だと思います。

この「提案する」加減というのが難しいなあと、
20年近く子育てしていても、日々悩んでしまいます。

「提案」を呪文のように唱えていると、
洗脳されてしまうかもと思ったり(その方が良いケースもありますが)、
逆に子どもの反発を受けて、提案にすらならなかったり。

その子の個性を見て、この方向に進んだら良いのではないかと
提案し、本人がその方向を選んだとしても、あとで違った、と
後悔するなんてこともよくあります。

結局、「何ごともやってみなければわからない
わけで、当の本人でさえ、何が正解だったのか、なんて
わからないのです。

災い転じて福となる、とはよく言ったもの。
どの道を選んだとしても、失敗だったと思ったことが幸運に
繋がったり、その逆も然りですよね。

我が家の子どもたちが、進路について考えている
時期でもあり、私も改めていろいろとこれまでの
反省も含め、考えてみました。

一つ言えることは、何ごとも「無駄な経験というものは
存在しない」ということです。

どんなに失敗だったとか、無駄な時間を費やしたと
思う経験でも、そこから学べることが大きいからです。

ただし、学ばない限りは単に失敗、もしくは嫌な思い出
として葬り去られるだけなので、どんな経験も活かすも
殺すも自分次第、ということですね。

学んだら、次の行動につなげる。

それができれば、人間はいくつになっても成長し続けられる
のだろうな、と自分にも言い聞かせる意味で、
今日は徒然なるままにこんなことを書いてみました。

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