「ある」を見つけて伸ばす

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

ミニチュア作家のMozuくんってご存知ですか?

先週、「情熱大陸」に出演されていた、若きアーティスト。
彼は実はうちの長男の高校の先輩なのです。

長男入学時にはすでに卒業されていたので、校内でお見かけすることはありませんでしたが、当時からアーティストとして活動されていたので、在校生や私たち保護者の間でも超有名人でした(笑)

彼の創るミニチュアの世界は、どことなくノスタルジックで、クスッと笑えるしかけが必ず入っているのが特徴。

見ていてなんだかほんわかした気分になります。

YouTubeチャンネルにたくさん作品がアップされているので、まだご存知ない方はぜひMozuワールドを覗いてみてください。

「情熱大陸」では、Mozuくん自身の創作活動の様子やこだわりはもちろん、Mozuくんを育てたご両親のお話がとても印象的でした。

Mozuくんは幼い頃から絵を描くことが好きで、その才能を授業中のノートに描いた見事なだまし絵ですでに発揮していましたが、お勉強の方はあまり興味がなかったそうで。

ある時、学校のテストで0点を取ってきてしまったのですが、それを見たお父様が、「これを持って帰ってきて見せるお前はすごい!」とべた褒めされたそう。

いやぁ、なかなか普通はできないものです。
私だったら、まずそのテスト結果に衝撃を受け、反射的に子どもを責め倒してしまうと思いますが、さすがMozuくんのお父様は違います。

できないことではなく、できることに注目して、そこを褒める、ということを徹底されているのだそうです。

そんな環境で育ったMozuくんは、高校在学中にコンクールでも受賞し、どんどんその才能を伸ばし、活躍を広げていかれています。

Mozuくんがアーティストとして羽ばたくことができているのは、やはりご家庭における心理的安全性が確保されていたからではないかと思います。

子どもの才能を見極め、そこを伸ばすことに注力し、それ以外のことがたとえ人並みにできなかったとしてもそれは重要ではない。

子どもは安心して、自分の好きなことに集中し、才能を活かすことができる。

頭ではわかっていても、なかなか親としても実践することはむずかしいなぁと感じます。

まずは親自身が、自分を認め、肯定することからできるようになる必要があるのかもしれませんね。

素敵なMozuくんファミリーのような親子関係を目指したいものです。

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