アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。
このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。
ギャラリーオープンと同時に起業して1年。
それまではまさか自分が起業するとは、
夢にも思っていませんでした。
私は人に雇われて、組織の中で歯車的に
動くような働き方が心地よいし、向いている。
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長年ずっとそう信じて生きてきました。
自分で事業を始めるなんて、私には全く
関係ないことだと思っていました。
組織の中で動いているうちに、それなりに
実力もついて、その中で昇進なり、ステップアップ
していくものなのだと。
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昇進とか出世に野心はあったわけでは
ありませんが、給料は上がった方がいいなとは
考えていました。
ずっと、誰かしらに雇われて、どこかしらの
組織に所属し続ける。
仕事をする、という意味ではそれ以外、
考えられないことでした。
しかし振り返ってみると、私はあまり
組織に縁がなかったようです。
最初に務めた会社はいわゆるオーナー経営の
ブラック企業で、体を壊して一年で退職。
それ以降、IT系の会社に勤めるも、外資系だった
せいか、大体2年くらいすると他の会社に買収されて、
それを機に退職する羽目になったり。
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出産育児後に雇ってもらった知り合いの会社は
一番長く7年ほどいさせてもらいましたが、
自分の将来を考え始めるようになり、
雇われている限りやってくる定年やリミットを
どうするか、と想像すると、このままでは
まずい!と、ようやくそこで「起業」という
発想が浮かんできたわけです(遅い)。
実は、その7年ほど在籍した会社にいたときに、
まず収入を上げるために転職を試みたのですが、
まぁ、ことごとく撃沈。
そもそも私自身に市場価値がなかったことも
あるのですが、労働条件が悪すぎて(私にとっては)、
こんな働き方はムリだ!
これしか選択肢はないのか…
と途方に暮れてしまいました。
窮地に陥っていた気持ちでしたが、大体そういう時というのは
人生の転機ですよね。
そこから、不思議なご縁でいろいろな方と出会い、
突然、「雇ってもらえないなら自分でやろう!」
と決断することになるのです。
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唐突に見えたかもしれませんが、おそらくこの決断も、
突然降ってきたわけではなく、潜在的にその方向へ
向かっていっていたのだろうと思います。
何がどう繋がって、決断や行動という形に
現れたのか。
どんな点と点が繋がって、線になったのか。
スティーブ・ジョブズも例の有名なスピーチで
述べていましたが、全てのことは起こった後にしか
わからない。
将来を見据えて、点と点をつなぎ合わせることは
できない。
線になったかどうかは、後になってからしかわからない。
だからこそ今、できること、やりたいことを、
いつか「線」になると信じて、コツコツやっていくしか
ないのです。
振り返ると線になっていたこと。
私の社会人人生を振り返ると、一つ一つの
「点」だったものが、実は「起業する」と
いう「線」に繋がっていたのかなぁと、
今になってみるとわかります。
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今コツコツやっている「点」が、
どんな「線」になるのか。
また将来、「線」になっていたなと
気づく瞬間を楽しみに、日々やれること、
やりたいことをひたすら続けていきたいと
思います。
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