等身大のアートを暮らしにとりいれよう

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に発信していこうと思っています。

先日夫から教えてもらったポッドキャストの番組がとてもとても面白かったので、それについてシェアしたいと思います。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「アートテラー・とに〜のそろそろ美術の話を…」という番組です。

#49の回で、「アート業界を立て直す」と題して、株式会社MAGUS代表の上坂真人さんという方がゲストで出演されていました。

MAGUSはART News Japanというメディアを運営されています。

今回の対談内容は、最初から最後まで「そうそう!!」と頷きっぱなしで、たまに共感しすぎて吹き出してしまうくらいだったのですが、上坂さんが感じておられるアート業界の問題を提起しながら、新たな試みを語っておられました。

上坂さんは元々出版業界に長く携わってこられたため、紙媒体を作ってこられた経験と視点から、アート業界の立て直し案を考えておられるところがとても興味深かったです。

お話の中で、特に私が共感した点は、「等身大のアートを暮らしに取り入れる」です。

日本は、美術館の数は世界的にも上位で、美術館(美術展)を訪れる人も非常に多いにもかかわらず、アートと人々の生活が結びついていない、というところが特徴的です。

多くの日本人にとって、アートは美術館で見るものであって、自分の暮らしに取り入れるものとしてみていない、のです。

対談でも語られていた、「ハーブアンドドロシー」という映画では、ニューヨークに住む、ごくごく普通の一般的な生活をするご夫婦が、自分達が気に入った、手に届くアートをコツコツ買って集めていく様子がとても素敵なのだそうです(この映画は残念ながら今日本では観ることができないそうですが)。

ぜひこんな風に、自分の好きな「等身大」のアートを、気軽に暮らしに取り入れて楽しんでほしいと思います。

上坂さんご自身も、このお仕事に関わるようになってから、ご自分で好きなアートを買うようになったとのことで、司会のとに〜さんが、「アート買って飾るようになって何かご自身に変化はありましたか?」という質問に、

「アートの楽しみ方が変わった」

「アーティストと語りたいと思うようになった」

と答えていらしたのが、とても印象的でした。

アートがご自身の生活の一部となり、「自分ごと」としてとられえられるようになられたということではないかと思います。

自分の好きなアート探しをしてみると、自分自身の新たな一面の発見にもつながるかもしれません。

ぜひ「わたしだけのアート」を見つけてみてください。

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アートライフギャラリーN

中田園子

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