大塚国際美術館へ行ってきました

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、
思い付いたこと、発見したこと、
おススメなこと・モノなどを自由に
発信しています。

9月になりましたね!

実は娘の夏休みの最後の三日間で
四国の香川県へ旅行してきました。

中学生の娘の希望で、映えスポットで有名な、
父母ヶ浜」に来るのが目的でした。

父母ヶ浜

せっかく香川に来るなら、もちろん
瀬戸内国際芸術祭を観て回りたいところだった
のですが、時間の関係上、直島のみと
なりました。

直島の様子はまた別記事でご紹介しますね。


初日の父母ヶ浜は日没に合わせて行けば
良かったので、高松についてから
少し時間があるなと、急遽、
徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」へ
行くことに決めました。

大塚国際美術館」は、大塚製薬などを率いる
大塚グループが所有する美術館です。

グループ企業でタイル製造を手がける
大塚オーミ陶業」の陶板技術を採用し、
いわゆる世界の名画の複製画を陶板に焼き付け、
さらにリタッチをかけて精密に再現した陶板画の
膨大なコレクションで有名です。

当初「大塚国際美術館」は予定に
入れていなかったのですが、
たまたま数日前にテレビでここの
陶板複製画の技術を紹介していたのが
興味深く、是非観てみたい!と思い、
行くことに決めました。

しかし、時間が1時間半くらいしかなく、
サクサクっと観られればいいかな〜なんて
思っていたのが甘かった。

1000点余りの収蔵作品を誇るこの美術館。
鑑賞ルートは約4キロとのこと。

とても1時間半なんかでは回ることができず、
かなり急ぎ足で回っても最後まで辿りつけません
でした。

せっかく美術館に行くなら、
きちんと計画的に、
余裕を持って出かけるべきだと
猛反省しました。

じっくり鑑賞するなら丸一日、いや
3日かかったという声も聞きます。

屋内外に工夫された展示方法で、
回っていて楽しい!

貝殻のヴィーナス
モネの大睡蓮

美術館というよりは、テーマパーク
ようだなと、個人的には感じました。

じっくり作品の近くに寄って観ることもでき、
触れることもできるこの美術館。

高校生以下は550円という激安設定。
(一般3300円、大学生2200円)
子どもたちに向けてのアートの啓蒙と
普及に一役買っているという印象で、
とても素晴らしい取り組みだと
思いました。

古代から現代に至るまで、5フロアにわたって
世界の名画の複製画が展示されています。

複製画とはいえ、原寸大で再現されており
どれもかなりの迫力です。

しかも撮影可能な上、陶板画であるため、
触ることもできるのです。

見どころは満載なのですが、
なんと言っても最初にお目にかかれる
バチカンのシスティーナ礼拝堂の再現は
圧巻です。

システィーナ礼拝堂

数年前の紅白歌合戦で、米津玄師が
「Lemon」を歌っていたところという
ことで有名ですね。

今回の訪問では最後の現代アートの
フロアまで辿り着けず、閉館時間と
なってしまったのですが、その手前の
近代のところまでで、いくつか私が
ピックアップしたものを掲載します。

エル・グレコの祭壇
最後の晩餐(修復前)
最後の晩餐(修復後)
モナリザ
接吻
ひまわり

ゴッホの7つのひまわりが全て観られます!
ゴヤの家

今回時間切れで観れなかった現代アートの
フロアには、ピカソのゲルニカ
展示されています。

ああ、観たかった!

近いうちにリベンジにいきたいと
思います。

ここに来れば、世界に散らばっている
名画が集結しているので、
いっぺんに観られるというのが
一番のメリットですね。

これから訪れる方は、ぜひ
たっぷりと時間をとって
訪問されることをお勧めします。

お読みいただき、ありがとうざいました。

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