「自然と人のダイアローグ」展へ行ってきました

アートライフギャラリーN 代表の中田園子です。

このブログでは、私が日々考えていること、思い付いたこと、
発見したこと、おススメなこと・モノなどを自由に
発信していこうと思っています。

久しぶりの更新です!

AmebloのB面ブログ(B面という言葉自体、死語だったと
後で気づく。笑)の方で、21日連続投稿チャレンジ
やっているので、こちらのブログの更新が止まりがち
ですが、できる限り、あまり空かないように
更新していくつもりです。

今日は、国立西洋美術館へ「自然と人のダイアローグ」展を
観に行ってきました。

月に一回は美術館に出かけようと決めています。

今回の企画展は、約1年半にわたる改修工事を経て、
今年4月にリニューアルオープンした
国立西洋美術館の記念展示です。

展示名のとおり、「自然」と「人」を
テーマとした100点超の作品群が
圧巻でした。

アクセリ・ガッレン=カッレラ「ケイテレ湖」

一部を除き、写真撮影が可能なので、
つい撮りまくってしまいましたが、
リアル展示は間近で作品のタッチなど
細部も見られること、さらにその質感
実際に感じ取れるということが
最大のメリットだと改めて実感しました。

ポール・ゴーガン「扇を持つ娘」

オンラインでは再現しきれないことです。

バーチャル美術館というものも最近は
出てきていますが、あちらはまた別物と
考えた方が良さそうですね。

本展示では、ゴッホモネなど誰もが
知る有名な作家の作品はもちろんのこと、
さまざまな西洋の画家たちの風景画や
人物画が含まれており、かなり贅沢
コレクションで、個人的には大変満足度の
高い展示でした。

フィンセント・ファン・ゴッホ「刈り入れ」

モネの「睡蓮」は有名ですが、モネは睡蓮を
描いた作品は多数残しています。
今回の展示では、大型作品で上半分が大きく破損し、
約一年かけて修復されたという、
睡蓮、柳の反映」も公開されています。

修復後も破損部分が大きい「睡蓮、柳の反映」

欠損部分はあえてこのままにした、
とのことです。
(参照:美術手帖2019年6月11日記事

展示会場では、ところどころに
作家の残した言葉
書かれているのですが、私の心に
響いた言葉を記しておきます。

自然にもとづいて描くということ、それは対象を写しとることではなく、
自らの感覚を実現することである

ポール・セザンヌ

自らの感覚の実現。

アート思考を表現した言葉ですね。

「自然と人のダイアローグ」展は国立西洋美術館にて、
2022年9月11日まで開催しています。

常設展も追加料金なしで観ることができます!

こちらもかなりのボリュームで大変充実した
内容です。

両方観られる際は、時間をたっぷりとって
行かれることをお勧めします!

下のお問合せボタン、またはLINEからメッセージも受け付けています。

その他、当ギャラリーへのアイデアやリクエストもウェルカムです。

いつでもお気軽にお問合せください。

お待ちしています!

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